ライブハウスがすきな人たちへ。「愛と、思いやりを大切に。最高に楽しんでいきましょう、ピース!」ってどこのライブでも知ってて欲しいことじゃない?って話。
「愛と、思いやりを大切に。最っ高に楽しんでいきましょう、ピース!」
タイトルにものせたこの言葉。
アニソン界にその名を轟かせ、様々な野フェスに登場し、ロックヒロインとも呼ばれるLiSAが常日頃からライブで言っている言葉である。
わたしはこの言葉が大好きで、もし自分がライブをやるようなことがあったら、LiSAに断りを入れて使いたいくらいだ。
先日、今年のホールツアーに加え、ファンクラブ限定のライブやライブハウスツアーが発表され、大歓喜。
しかし、わたしは4月から生活スタイルが変わるため、予定が決められずチケットがとれない。しかし行きたい。モヤモヤ絶頂期である。
LiSA本人のTwitterでは、この発表に続きこのようなツイートがなされた。
アリーナもホールも遊ばせてもらえる今、それぞれの遊び方で自由に遊べるのがライブハウスです。とはいえ、基本的にモッシュダイブ禁止です。色んな遊び方ができるからこそ、愛と思いやり。をそれぞれがより一層大事にしてね。自由だからこそ責任持って。遊びに来てくれた皆が楽しく過ごせますように。
— LiSA (@LiSA_OLiVE) 2018年1月14日
とはいえ遊び方を見つける天才が集まるライブハウスなので、色んな遊び方があっていいと思う。というのが個人的な気持ち。誰も誰かの遊び方を攻める権利はないと思うで、きっと大事なのは許し合い。争いが起きませんように。頼むよー。誰も悪く無いから攻めあわないでくれー。みんなで楽しんでくれー。
— LiSA (@LiSA_OLiVE) 2018年1月14日
忘れないで。昔からどこのライブハウスに行っても、誰のライブに行っても「モッシュダイブ禁止」ってアナウンスされているよ。フロアで起きていることは自己責任。自分たちで考えて周りの空気読んだり自分を守るのも自分だよ。自由にあそぶなら全部責任もってね。っていう意味です。私からは以上です。
— LiSA (@LiSA_OLiVE) 2018年1月14日
ちなみにブログでも詳しく話してくれている。
ツイッターじゃ書ききれないので、ブログで書きました。ライブのこと。うまく伝えらんないけど、伝えたいことたくさんかきました。あとは任せたよ。よろしくね。
— LiSA (@LiSA_OLiVE) 2018年1月14日
【BLOG】https://t.co/6Iy3Fyd0DH
ここで話題になったのは「ダイブモッシュ禁止」である。
ライブハウスでライブを行うアーティストを好きになると必ずついてまわる問題であるといえるだろう。
ではダイブ・モッシュとはなにか。
まず、モッシュとは簡単にいうと押し合いへし合い、いわゆる押しくらまんじゅうである。あまりに大きいものはモッシュピットと呼ばれたりするし、割と死人が出る。正直こわい。わたしは巻き込まれたら生きて帰れる気がしない。
そして、ダイブとはモッシュダイブの略称で、会場を仕切る柵や他の観客の利用して、観客が密集している場所に飛び込む行為をいう。こちらも割とけが人が出たりする。
これらは様々な種類があるし、この他他にも危険な行為はある。
そして、それらは大抵の場合、禁止事項である。
わたしもライブハウスに行き始めた頃はよくわからなかった。ダイブ?モッシュ?何それって感じで、よく調べもせずにライブハウスに行ってちょっとツラい思いをしたこともあった。それもまたいい思い出だったけど。
そんな頃から4年ほど経ち、最近ではこういうことじゃないかな?と自分の中でも整理がついたので書き留めておきたい。
まず、前述の通り、ダイブモッシュ禁止は基本的にどこの現場でも言われてるし、それはどのタイミングでも新しく入ってきた子に知ってもらうためにも常に言っておくべきことだと私は思う。
"けがをするかもしれない行為"だからこそ、絶対にやらないでって意味ではなくてそういう行為があるってことを初めて来た人にもわかるように。
これは現場の雰囲気や、アーティストにもよるが、
絶対にやっちゃダメの禁止の場合と、表向きにだめって言ってる場合がある。
そこは郷に入っては郷に従えということで、それぞれ好きなアーティストのライブはどうか事前に知っておくことが必要。
そして、ダイブ・モッシュってなに?サークルってなに?って疑問に思ったら調べよう。そしたらそうやって禁止事項があるような場所に行くんだっていう心構えも出来ると思う。
じゃあこれを用意しなくちゃなーとか、こういうことに気をつけていこうとか、ある意味気持ちの準備期間でもあった。
そうやって、ライブハウスはそういう怪我するかもしれない危険な行為がある場所であることを知りました。
そして改めてそのことを考えると、禁止とされていることをやる以上、ダイブやモッシュをする人はそれをやって怪我してもそれは自己責任であり、巻き込まれるのが嫌なら各自自衛してねってことなんじゃないかと思った。
そこでライブハウスにいる人たちは3種類に分かれるんじゃないかと考えた。
まず、ダイブやモッシュをする人たちはやり方を知ってる人じゃなければいけない。
どうしたら安全にできて、なるべく周りを怪我させないようにするにはどうしたらいいか考えられる人。
きっと考えなしにやったら自分が怪我するだろうから、そういうことを考えられる人がやってるんだと思っている。
次に"ダイブやモッシュはしないけど巻き込まれてもいい人"は、ダイブやモッシュがどういう行為か知っていて、それが起きても自分が怪我しないように、もしくはそれをしている人が怪我しないように対処できる人だと思っている。
ダイブやモッシュはこの人たちがいるからできる行為、というかこの人たちがいないと出来ない。
最後に"ダイブやモッシュはやらないし巻き込まれたくない"人。これこそ自衛が大変重要であることを知っていてもらいたい。
主にライブハウスでライブを行っているアーティストのライブに行くことになったとき、ライブに行ったことがない・ライブハウスのルール?なにそれ?って思う人はここに入ると考えてよい。また、ライブハウスでのライブがどういうものか知っている人がこのような人と一緒に行く場合は事前にレクチャーしておきたい。
そしてこれは自分が体感してるから言えることかもしれないが、この人たちはダイブやモッシュが起きない場所を選んでライブをみた方がいいと思っている。
ちなみにわたしもここの人。
楽しそうだなーって思うけど、やっぱり怖いのでなるべく避けたい。
具体的には、2階席がある場所なら2階席にするとか、1階のフロアなら位置取りをハコの後方にするとか、はじやバーの近くにするとか。それぞれ安全で見やすい(と思われる)場所に位置取る。
しかし、1階のフロアはとくに安全だろうと思ってても、巻き込まれるときは巻き込まれる。
そして、ダイブはステージ近くの前方で起きるイメージがあるからそこは避ける。広く空いてる場所はモッシュやサークルが起きることがあるからなるべく避ける。などなど…
言い始めたらどこにもいる場所ねーじゃん!と言われそうだけれど、それこそアーティストごとに違う。
アーティストによっては女性専用エリアを作っていたりするし。
ゆっくりライブ楽しみたいとか、怪我したくないって思ったら、それなりの下調べが必要である。
でも、それよりもアーティストの近くに行きたい!って気持ちもめっちゃわかる。
あわよくばわたしも安全に近くでみたい。
だから、最前や前方に行くならそれなりの覚悟を持って行かなければならないとわかったし、
楽しく安全に遊ぶためにはそれ相応の知識と心構えと他人への思いやりが必要であることも学んだ。
これはLiSAの現場ではなく、別の推しのライブでまなんだことである。
だからこそわたしは彼女がいつも言ってる「愛と、思いやりを大切に。最高に楽しんでいきましょう。ピース!」という言葉はどの現場でも通用するし、知っていて欲しい言葉だなって思ってる。
稀にアリーナクラスでライブをやるアーティストがアリーナには席を作らずブロックのみにすることがある。
このようにアリーナに席がないというのは、そういう"ライブハウスと似た場所である"ことを示していると思うし、だからこそ席があるスペースも設けているんじゃないかなとも思う。
まぁ物理的に大きい会場になったら席あるじゃんって話なのかもしれないけど、どちらか好きな方選んでねってことだとわたしは思っている。
席がある会場に行くことも増えて、決められた自分のスペースで楽しめるって最高だな!って思うようになったけれど、それぞれの会場での楽しさがあるし、どっちも好きです。
きっと、それぞれが1番楽しいと思える時間を作れればいいし、そのためにはどうしたらいいかなって考えてみたらいいんじゃないかなと思います。
そうやって楽しんでる姿をアーティストに見てもらえて、今すっげぇ楽しいよ!って言ってもらえて、こっちもそうだね、めっちゃ楽しい!って言えるライブを作っていけたらいいよね。
こんなながーくいろいろ書いたけれど、ライブハウスに行こうかも悩んでる人がこれをみてやっぱやめようって思われたら嫌だなと思っている。
とりあえず難しく考えずに、ライブハウスに行ってみなよ。行ってから考えても遅くないよ。怪我や嫌な思いだけはしないようにね。危ないとおもったら逃げろ。Good luck!って感じです。
こんなこと考えていたらハコに行きたくなりました。とりあえず最推しはハコでのツアーやって下さい。
ライブ行きたいです。はよ卒論終われ!!2月来い!!